赤城山の紅葉は１０月上旬に標高1828mの黒檜山から始まり、すそ野では１１月上旬まで楽しめます

すそ野が長い赤城山では紅葉が見られる場所が１８２８ｍの黒檜山（くろびさん）から始まり、最終的には前橋市街地まで山を下ります。紅葉の見ごろは１０月上旬～１１月上旬までと、とても長く楽しめます。

車で行けて紅葉がきれいな場所は、

• 大沼
• 覚満渕
• 小沼

が主な場所です。

山登りをしないならスニカーで十分です。前橋から１時間ほどですが気温の差がだいぶあります。１枚はおるものを用意して出かけてみてはいかがでしょう？

群馬の紅葉をまとめました。＞＞＞こちらで見てください。

赤城山の紅葉　アクセス

赤城山へは車かバスで行きます。

バスでのアクセス

路線バスはJR両毛線前橋駅で乗車します。土日祝は赤城山ビジターセンターゆきの直通便があります。新型コロナ感染症対策のため運行していない場合もありますので関越交通株式会社のホームページで確認してください。

赤城山のバス停は以下の順番です。

• 新坂下（赤城白樺牧場）
• 展望台下（見晴山展望台）
• 覚満渕
• 赤城神社
• 赤城山ビジターセンター（大沼）

バスでおすすめの紅葉散策コース

バスで行く人におすすめの散策コースがあります。所要時間は最小でも１時間は必要です。
先ずは新坂下（赤城牧場）で下車します。
少し登りますが、あとのコースは全部下り坂か平たんな道です。舗装路ですからスニーカーなど慣れた靴で十分ですよ。

バス停留所	見どころ
新坂下	赤城白樺牧場・赤城山総合観光案内所
展望台下	見晴山展望台
覚満渕	覚満渕自然遊歩道
赤城神社	赤城神社・大沼

最短　紅葉散策コース

時間に余裕のない人はバスの終点・赤城山ビジターセンターまで行きます。出発する前にビジターセンターによって館内の奥まで進み、トイレを済ませてから出かけましょう。

赤城山ビジターセンターの向かい側が（道路を隔てたところ）覚満渕です。覚満渕には湿原があり、木道の遊歩道が整備されています。写真を取られる人は黒檜山が覚満渕に映るのが良いみたいです。草紅葉（くさもみじ）やナナカマドが真っ赤に染まってキレイです。周囲の山が白樺などで黄色に紅葉しているのと赤いナナカマドの対比が見られます。

車でのアクセス

車で赤城山に向かう場合は前橋から行きます。

その他は沼田市からと大胡町から向かう道があります。大胡町から小沼経由で向かう道は通行禁止の場合もあります。出かける前に確かめてください。

赤城山の紅葉　駐車場

赤城山の紅葉時期は多くの観光客が来られます。道は全部センターラインがある片側一車線ですが、紅葉時期には路上駐車が多いですね。とくに赤城神社の周辺。路上駐車をしなくて済むように、前橋市から近い順に駐車場の住所と地図を書いておきます。

赤城白樺牧場　駐車場（無料）

赤城白樺牧場や赤城総合観光案内所前に駐車場があります。道路の向かい側には新坂平駐車場があります。ここでは赤城総合観光案内所の住所と地図を貼っておきます。

赤城総合案内所の住所は、
赤城山総合観光案内所
〒371-0101 群馬県前橋市富士見町赤城山１−１４

赤城総合案内所の地図は、

見晴山展望台　駐車場（無料）

見晴山展望台駐車場の住所は、
〒371-0101 群馬県前橋市富士見町赤城山

見晴山展望台駐車場

大沼の駐車場

大沼には少し高い場所にある大洞駐車場と大沼に近いおのこ駐車場があります。

大洞駐車場（無料）

大洞駐車場の住所は、
〒371-0101 群馬県前橋市富士見町赤城山

大洞駐車場の地図は、

おのこ駐車場（無料）

おのこ駐車場の住所は、
おのこ駐車場
〒371-0101 群馬県前橋市

おのこ駐車場の地図は、

覚満渕の駐車場（無料）

覚満渕の駐車場は赤城ビジターセンター前の駐車場を利用しましょう。トイレは２ヶ所あります。赤城ビジターセンターにもトイレがあります。

赤城ビジターセンターの住所は、
赤城公園ビジターセンター
〒371-0101 群馬県前橋市富士見町赤城山１

赤城ビジターセンターの地図は、

小沼の駐車場（無料）

小沼の駐車場は県立赤城公園 小沼駐車場と呼びます。トイレも整備されています。
小沼駐車場の住所は、
県立赤城公園 小沼駐車場
〒371-0101 群馬県前橋市富士見町赤城山

小沼駐車場の地図は、

赤城山の紅葉　時期

「裾野は長し　赤城山（すそのはながし　あかぎやま）」と地元の上毛かるたに詠まれています。赤城山は黒檜山（くろびさん）、長七郎山、地蔵岳など複数の峰が連なっています。主峰黒檜山から伊勢崎市までのびるすそ野は２５㎞もあります。

紅葉時期は高度と関係しています。最初の紅葉は１０月上旬に黒檜山の山頂から始まります。だんだん下にある小沼、覚満渕、大沼と紅葉が移ってゆくころは１０月中旬からです。中腹の三夜沢赤城神社や赤城南面の千本桜の紅葉は１０月下旬から１１月上旬まで楽しめます。

赤城山の紅葉　場所

登山が目的でない人は、

• 覚満渕


鳥居峠から見た覚満渕

• 小沼


小沼の紅葉は１０月中旬まで

• 大沼


大沼に映える赤城神社

がおすすめスポットですね。

覚満渕の紅葉は徒歩で一周

短時間なら覚満渕の木道を散策コースにしてはいかがでしょうか？ほんの少しだけ登り下りはありますが、ほぼ平坦な道です。お子さんを連れやお年寄りも歩いていますよ。尾瀬湿原のような木道があります。

覚満渕に映る黒檜山をバックに写真を撮る人がたくさんいます。湖？が波立たない日を選ぶとより良い写真が取れます。青空と波立たない日を選ぶなら早朝が良いのかもしれません。

大沼は徒歩で1時間半

大沼は１周が４．５㎞です。徒歩で１時間くらいから１時間半で回れます。少し上り坂が湖畔を離れて歩く南側にあります。歩きに自信がない人はおのこ駐車場に車を停めて、赤城神社に参拝します。赤城神社から黒檜山登山口で引き返しましょう。

黒檜山登山口を通過すると左に下り坂があります。下り坂が終われば、県立赤城公園キャンプ場までは平坦な道です。

ここまでなら高低差があまりありません。ここから先は少し中腹側を歩きますから、疲れたらキャンプまでにして引き返しましょう。

小沼も４０分で一周

小沼の駐車場から沼尻へと下る坂道が続いています。時間に余裕があったら小沼に沿って歩いてみませんか？関東ふれあいの道にも選ばれていますよ。青空の下で小沼を一周するなんて、都会では味わえないものがあると思いますよ。

赤城山の紅葉・まとめ

赤城山の紅葉は見ごろが長いのが特徴です。１０月上旬～１１月上旬まで、どこかで紅葉が楽しめます。赤城神社のある大沼は歩きでも、車でも１周できます。気に入った所で駐車スペースを見つけてゆっくり過ごせます。一度は訪ねてみたいところですね。